正看護師と准看護師の気になる違いについて

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准看護師求人と正看護師求人の違いとは?

看護師になろう、と決めたらまず選択をしなければならないのが、「准看護師になるのか正看護師になるのか」ということです。では、両者には実際どのような違いがあるのでしょうか。

看護を受けている側からすれば「この人は准看護師だけどあの人は正看護師だな」と感じたりする機会はありません。つまり同じ「看護師」として捉えているわけですが、働く方からすればこの二者には大きな違いがあります。

まず資格をとる時点において、准看護師は、2年の通学で取得が可能な都道府県知事免許であるのに対し、正看護師は国家資格で通学にも3年かかります。医師のような医療行為を行うことは出来ず、看護師として医務的な看護行為を行う、という点は同じですが、業務内容の位置づけはそれぞれに異なっています。

看護師は「自らの判断で主体的な看護を行う」のに対し、准看護師は「医師や看護師の指示により看護を行う」と定義されているのです。
准看護師と正看護師の違いって何?

しかしながら患者さんが違いを感じないことからも分かるように、実際の医療現場では明らかな業務内容の差別化があるわけではなく、例えばベテランの経験豊富な准看護師が新米看護師を指導するケースもあります。
公益社団法人 岡山県看護協会

職場での待遇面から見ても、両者には大きな違いがあります。資格が違えば手当てが異なり、准看護師のお給料は、正看護師のものよりも低いのが一般的です。年収にすれば平均して70万円強の差があることが分かっています。

さらに、先述のようなベテラン准看護師がどれだけ経験を積み、仕事ができたとしても、資格がないために婦長へと昇格することは叶わないのです。

近年見られる「看護師の高学歴化」(看護学校ではなく大学の学科で学ぶ看護師の増加)も、このような格差を大きくしている一因です。 こういった格差を解消する手段としては、准看護師から正看護師へのキャリアアップという方法があります。

これを促進するため、10年以上の准看護師勤務がある方は、2年間の通信制養成学校で学べば、正看護師の国家試験を受ける資格を得られる、という新制度も導入されました。しかし10年以上のキャリアが無い場合には、2年間養成学校に通学するか、3年間の夜間通学をするか、という選択肢になり、こうして働きながら学ぶにはかなりの精神力、体力が必要になります。

なんとなくの理由で正看護師、准看護師を選んでしまうのではなく、将来自分がどのように働きたいのかをよくイメージしたうえで、選択することをお勧めします。情報を収集し、実際の求人情報を比較するには、看護師専用の求人サイトを利用するといいでしょう。

看護師、介護施設での仕事について

介護施設での仕事は主に高齢者と関わる仕事がしたいと思っている方におすすめです。 しかも一人の方が長く入居するケースが多いため、信頼関係を築きながら医療を提供することができます。

注意しなければならないこととして、介護施設と言うのは看護師が中心となる職場ではありません。勤務している看護師の数も少ないのですが、ここに魅力を感じて介護施設を選ぶ人もいるようです。

というのも、病院などたくさんの看護師が集まるところは人間関係の問題が起きやすいと言われています。責任感の強い人達が集まっているので仕方がないのですが、ぎくしゃくした人間関係に疲れて介護施設に転職をしたという人がたくさんいるのです。

また、介護施設では主に医療よりも介護サービスの提供が中心となっているので、病院のように緊張する場面も少ないのが魅力だと言えるでしょう。

介護サービスが中心になっているということは、ブランクを感じている看護師にもおすすめだということ。少しずつ現場の勘を取り戻しながら復帰したいと思っている方も介護施設での仕事を選んでみてはどうでしょうか。

ただ、看護師の数が少ない職場であるということはメリットでありながらデメリットでもあります。介護施設ではほとんど夜勤がなく、看護師が担当するのは夜間のオンコールのみという職場がほとんどです。

しかし、対処法を確認するためのオンコールが頻繁にあり、疲れ果ててしまったことが理由で介護施設を退職する人もいます。

介護老人福祉施設等には看護配置基準があるのでそういった心配はあまりないのですが、看護師の数が少ない有料老人ホームなどで働く場合は注意しておきましょう。

また、介護施設であったとしても入居者の容体が急変し、早急な対応を求められることもあります。その時に病院での勤務経験がない看護師では適切な対応が取れない場合があるため、最低でも3年は病院で勤務をしてから介護施設での仕事に就いたほうがいいでしょう。

看護師、企業での仕事について

看護師の資格を活かして働ける職場といえば病院などの医療施設が一般的ではありますが、企業での仕事もあります。

医療に関する仕事がしたいと思っているものの、病院での仕事が合わないと感じている人は多いのではないでしょうか。そういった場合は企業での仕事を検討してみるのもいいでしょう。

ただ、企業看護師の求人情報はそれほど多くないため、経験の長い看護師を積極的に採用している傾向にあります。最低でも病院で3年以上の経験を積んでから就職を希望したほうがいいですね。

また、企業の中には英語力が高くなければ採用してもらえないところがあります。特に外資系の企業で看護師として働きたいと思っているのであれば、英語力は必須だと言えるでしょう。

企業での仕事に就きたいと思っているのであれば、まずはその企業で担当する仕事が本当に自分に合ったものなのか考えましょう。看護師を募集しているものの、看護師でなくてもできるような仕事ばかり任されてしまい、やりがいを感じることができずに退職する人もいます。

病院などとは雰囲気も仕事内容も全く違うため、事前にできるだけ情報を集めておくことが大切です。自分一人ではなかなか情報を集めることができないため、転職支援サイトの力を借りながら職場探しをしてみてはどうでしょうか。

また、企業の中には試用期間を設定しているところもあり、期間中に求められるスキルに達しなかった場合は契約を打ち切られてしまう可能性もあります。

病院で働く際には求められなかったパソコンスキルなども必要になるケースが多いので、パソコンは事前によく勉強しておいたほうがいいでしょう。

それから、企業での仕事では出張をしなければならない場合もあります。そう考えると、小さい子どもがいる方には厳しいかもしれません。日勤のみというところに魅力を感じて応募する方もいるようですが、職種によっては企業での仕事でも夜勤があるので注意しておきましょう。